小出監督は多くの名言を残して、この世を去っていかれました。
小出監督の名言は教え子である高橋尚子さん、有森裕子さんに引継がれているということは、前回の記事でも紹介しました。
小出監督との最後の対面をした、高橋尚子さん、有森裕子さんの涙と小出監督への感謝の気持ちを話す姿は心を打たれました。
人生に、たら・れば、は語ってはいけませんが、もし小出監督と高橋尚子さん、有森裕子さん達が出会わなかったら。
マラソンでオリンピックでメダルをとれていたのでしょうか?
小出監督の名言は教え子たちにしっかりと受け継がれています。
彼女たちが今はなされている名言も交えてお話しします。
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小出監督の名言は教え子に引継がれる|マラソン大会で高橋尚子さん、有森裕子さんに感謝の言葉をかけよう!
オリンピックのマラソンでメダルを獲得する。
テレビやネットでは連日報道されていますが、そんなに甘いものじゃありません。
人生をかけて、全てをマラソンの練習にささげないと勝てません。
私は50才市民マラソンランナー。
子供たちが全国レベルで戦ったのを目の前で見ていた親ですが、
全身全霊で戦いに来る相手に勝つ。
それがどれ程大変かも、目の前で見ています。
国内レベルでもどれ程の努力と汗と涙を流しながら頑張っていたか!
それが、世界一になるとなるとどれ程の努力がいるのだろうと思うと、想像もつかないです。
小出監督は、高橋尚子さん、有森裕子さんをマラソンのメダリストへ育てたと功績をたたえられていますが、その努力と根気は身を削るものだったと思います。
マラソンは心のスポーツ。
今では死語と言われますが、諦めない心と根性の世界です。
小出監督の名言は、教え子に引継がれています
小出監督はマラソンランナーを育てるのにとにかく言葉で操る。
それが、小出監督の名言と言われるものです。
小出監督の教え子である、高橋尚子さん、有森裕子さんは今でも日本中のマラソン大会でゲストとして引っ張りだこです。
小出監督の教え子である高橋尚子さん、有森裕子さんがゲストでこられているマラソン大会に多数参加しました。
そのマラソン大会で、彼女たちが挨拶として語っていた言葉は今思えば、小出監督の名言と言われる言葉。
意識しているのか、無意識なのかはわかりませんが、小出監督の普段から教え子に語っていた名言を多く話されています。
高橋さん(Qちゃん)、有森裕子さんが、講演やマラソン大会のあいさつでいつもお話しされるのは、小出監督の普段から彼女たちに話されていた名言といわれるものが多いです。
このことは、今までそれほど気づきませんでしたが、小出監督が亡くなられて、改めて小出監督が残した書物を読み直すと実感します。
有森裕子さんが直近でマラソン大会ゲストをされる大会
小出監督の教え子である、有森裕子さんがは直近の大会を紹介します。
・第31回美浜・五木ひろしふるさとマラソン 5月12日(福井県美浜町)
・第5回信州安曇野ハーフマラソン 6月2日(長野県安曇野市)
すでにエントリーは締め切られています。
エントリーされた方は、有森裕子さんから、小出監督直伝の名言が聞けるはず。
第31回美浜・五木ひろしふるさとマラソン、第5回信州安曇野ハーフマラソンに参加する方へ。
小出監督の教え子である有森裕子さんはいつもの様に、体育会系ののりで、声をかけてくださると思います。
人生の恩師である、小出監督を失った直後でも彼女は元気に振舞ってくれるはず。
声をかけてもらえたら、逆に、有森さんありがとう!と声をかけましょう。
その声が、恩師を亡くした彼女への、頑張れる力になるかもしれません。
有森裕子さんは日本初の女子マラソンメダリスト。
それも、2大会連続です。
日本初の女子マラソンメダルの獲得は彼女の人生を狂わせるほどの、報道合戦で相当つらい思いをしたと語られています。
それでも、諦めなかった。
2度目のオリンピックでもメダル獲得。
その後に語られたあまりにも有名な名言が、
「自分で自分を褒めてあげたい」
生半可な言葉ではありません。
世間の批判や期待を一身に受けて小出監督と戦った。
限界を超える練習。
やり切れたからこそ、2大会連続のメダル。
彼女が語った名言は、心の叫びだったのかもしれませんね。
高橋尚子さんが直近でマラソン大会ゲストをされる大会
小出監督の教え子である、高橋尚子さんが直近のマラソン大会でゲストで参加される大会は。
・第9回高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン 4月28日 (岐阜県岐阜市)
・第36回カーター記念黒部名水マラソン 5月26日 (富山県黒部市)
すでにエントリーは締め切られています。
エントリーされていない方は応援でも、Qちゃんのスタート時の感動の名言のお話が聞けます。
それを聞くだけでも価値はあります。
高橋尚子さんことQちゃんは、テレビで見ている通りの、すごくいい人。
特別、熱いわけでもありませんが、とにかく、気配りの出来る方。
マラソンのスタート前の挨拶はいつも名言と言っていいほどで、涙が溢れます。
おそらく、心の中にものすごい熱いものをお持ちなんだと思います。
黒部名水マラソンには、この記事を書いている私も参加します。
これで、5年連続参加です。
高橋尚子さんは、いつも全員にハイタッチをとコース中を駆け巡られます。
フルマラソン、10キロ、5キロ、3キロ、と多くの種目が同時に進行される中、かなりの方が高橋尚子さんとハイタッチしたと語っておられるほどです。
この、サービス精神といいますか、気配りには感動します。
昨年参加した時のエピソード。
私は、28キロ地点あたりで高橋尚子さんのハイタッチと応援を受けました。
そこに、突然ストップして写真を取り出す人がいて、高橋尚子さんは危険を感じ、危ないから止まらないで!
叫んでおられました。
ゆっくりとはいえ、集団で時速10キロを超える集団が来るのですから、立ち止まったら危険。
高橋尚子さんはすぐに危険を察知し、ランナーの安全のために叫んでおられました。
こころない、ファンの残念な行為でした。
今、小出監督という、高橋尚子さんの人生の恩師でもある方が亡くなられました。
彼女は相当落ち込んでいるはずです。
今、テレビで見みても、いつものQちゃんじゃない。
悲しみはそう簡単には言えないと思います。
オリンピックマラソン、日本初の金メダルを獲得した彼女。
いまでも、マラソン界に貢献してくださっています。
仕事とはいえ、全員のランナーに笑顔でハイタッチ、頑張れ!といつも声をかけてくくださる高橋尚子さん。
彼女は恩師の小出監督を失うという、悲しみの中でもきっと笑顔でマラソン大会で応援してくれるはずです。
マラソン大会ではQちゃん、有森さんにお礼を言おう!
小出監督の名言を引き継いでいつも聞かせてくれる、いつも市民ランナーに熱い応援を送ってくださる彼女たち。
高橋尚子さんや有森裕子さんは、小出監督の訃報にもめげずにきっと次のマラソン大会でも応援してくれるはず。
いままで、彼女たちにどれほど、勇気と元気をもらったことか!
彼女たちが、恩師である小出監督を亡くした悲しみの中でもマラソンランナーを応援してくれるのなら、
高橋さん、有森さん、ありがとう!
そう声をかけましょう。
きっと、彼女たちにも伝わるはずです。
いままで、あたえて頂いた感動と勇気を
悲しんでいる彼女たちに恩返し。
小出監督の名言は人を育て、そして教え子に引継がれていきます。