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小出監督の名言はマラソンランナーの心の支え!ランニングを愛する全ての人に伝えたい

投稿日:2019年4月25日 更新日:

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マラソン監督の小出義雄さんが、昨日亡くなられました。

ランニング、マラソンを心から愛しその発展に尽力され、数々の名言をのこしてきた小出監督のご冥福をお祈りします。

 

小出監督は褒めて伸ばす指導が信条。

高橋尚子さんも、有森裕子さんもその名言と言われる小出監督からの言葉を頼りに頑張りオリンピックでのメダルを獲得しました。

 

その名言は、マラソンランナーである全ての人々に伝えたいし、これからも残していきたいほどの感動のお話です。

私が、有森さんや高橋さんに出会い、マラソン大会でかけてもらった言葉や書物で読んで感動したお話を紹介します。

 

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小出監督の名言はマラソンランナーの心の支え!ランニングを愛する全ての人に伝えたい

私は、50歳の中年マラソンランナー。

趣味はと聞かれたら自信を持って、マラソン、ランニングですと話します。

 

マラソンの小出監督は昔から大ファンでした。その名言にもひかれます。

有森裕子さん、高橋尚子さん、という学生時代無名のマラソンランナーを日本史上初のオリンピックの女子マラソンメダリストまで育て上げた名将。

 

小出監督がマラソン界で残した功績と褒めて育てる名言はすごすぎます。

マラソンは今でこそマラソンブームで近所ではランニングをしている人が多数見られますが、昔はマイナー。

 

マラソンは見る競技と思っていました。まさか私がランニングを始めるなんて!

 

小出監督の教え子|有森裕子さんと走ったマラソン大会での名言

40代半ばでマラソンを始めた私が初めて走ったハーフマラソンが小出監督の教え子である有森裕子さんが企画した「淀川国際ハーフマラソン」

 

小出監督の教え子であり、2大会連続オリンピックのマラソンでメダルを獲得された偉大な方です。

実際、会場でもお会いしましたし、声援も一人一人にかけて頂けました。

 

有森さんはテレビで見るよりもものすごく体育会系の方で小出監督と同じくすごく熱い人でした。

 

さすが、小出監督の教え子ですね。

私たち市民ランナーにもマラソン中に熱い声援を送ってくださいましたよ。

 

オリンピックのメダリストでありながら本当に気さくに話しかけてくださりますし、話されること一言に重みがあります。

名言に自分で自分を褒めてあげたいとありますが、本当に心から思えるほど頑張ったから言えた名言ですよね。

 

小出監督が亡くなられましたが、今思うと私の初めてのハーフマラソンは小出監督の教え子である有森裕子さんが企画された大会だったとは、感慨深いものがあります。

参加賞のTシャツ。有森裕子さん手書きのデザインでした!

 

小出監督の教え子|高橋尚子さんと走ったマラソン大会での名言

私が、マラソン、ランニングを始めてから唯一4年連続で走ったフルマラソン大会

黒部名水マラソン、今年もエントリーしています。

 

この大会は最近ずっと高橋尚子さんがゲストで大会を盛り上げてくれます。

高橋尚子さんの現役時代には黒部名水マラソンを選手として走っていたそうです。

 

いつも、スタートは高橋尚子さんの挨拶から始まります。それが毎年名言です。

その言葉の重みがいつも凄くて、走る前に感動で涙が溢れてしまいます。

高橋尚子さんの言葉、名言

・フルマラソン、このスタートラインに立てるだけ努力した自分を誇りに思って走ってください。

・皆さんがこうして走るるもの家族、ボランティア、沿道の応援すべての方々のおかげです。感謝の気持ちを持って走ってください。

 

毎年このようなお話をされます。

確かに、フルマラソンを走り切れるまでの練習は半端ないです。

そうした思いと走らせてもらっているという感謝を思うと胸が熱くなります。

 

そして、マラソン中は8000人ほどの参加者全員にハイタッチをすることを目標としてコース中を駆け巡られます。

 

私自身、毎年ハイタッチはしてもらっていますし、たまたま後半で単独走の時に高橋さんにであったら、しっかり声までかけて応援してくださいました。

 

なかなか、出来る事ではありませんよね。

きっと、小出監督と過ごされた選手時代に教えられたことを今実践されているのでしょうね。

 

4年連続の完走メダル!もちろん今年も走ります。5月です。

 

小出監督の名言はマラソンランナーの心の支え!

小出監督の本は大好きで昔からよく読んでいます。

マラソンの練習方法が書いてあるものや、ランニングの基本の解説など多数あります。

 

中でも私がマラソン中、いや人生で苦しい時にいつも読み返すのがこの本。

小出監督の名言が詰まっています。

「君の眠っている力を引き出す35の言葉」著者:小出義雄氏

 

その中でも、特に私の好きな小出監督の名言を紹介しますね。

・スタートラインに立っているだけで偉いと思え

先ほども書きましたが、高橋尚子さんもこの言葉をよく使われます。やはり小出監督の影響ですね。

 

・夢を持って努力すればそれはきっと叶う。

この言葉も高橋さんが現役時代からよく靴にしていた言葉ですね。

 

・あの走りができたら世界一になれるぞ!

・試合はやる前から、勝敗はすでに決まっている。

・マラソンは血で走るものだぞ!

・感謝の気持ちがひと踏ん張りを後押しする。

 

・高橋が金メダルをとれたのは有森のおかげだ。

有森が2大会連続メダルという土台を作ってくれたので、高橋の時は何も不安がなかった。

 

その他数えきれないほど名言はあります。

 

小出監督の特徴はとにかく褒めて伸ばす。

今では当たり前の教育法になってきましたが、有森さんや高橋さんがメダルをとった頃は褒める指導なんてなかったはず。

 

あの、ボヤキのようないいよ、いいよ、いいよ、それでいいんだ!

みたいな掛け声が懐かしいですね。

 

今じゃ、箱根駅伝の監督者でも褒めてばかりですからね。

そう、そう、そう、そう、いいよ、いい走りだ!みたいな感じですよね。

 

もしかしたら、小出監督の指導法はこんなところにまで影響を及ぼしていたのかもしれません。

 

小出監督は栄光は女子マラソンだけじゃない。

小出監督というと女子マラソンのメダルがあまりにも有名すぎますね。

実は高校の教員としても全国高校駅伝の優勝にも導いておられます。

 

実業団の監督をされる前、しばらく高校の教師をされています。

その時、受け持った陸上部を初の全国優勝へ導いておられます。

 

初優勝時のエピソードがすごい。

大会前夜に酒を飲みすぎて寝坊。

起きたら、選手はすでに会場へ行っていた。

しょうがないのでビールをのんでから指揮へ向かったそうです。

それで優勝!

 

今じゃこんなことは無理ですが、こんな豪快な方めったにいませんよね。

 

小出監督は現役時代は順天堂大学で箱根駅伝を走っておられます。

生粋のランナーでありランニングの指導者です。

小出監督は晩年佐倉アスリートクラブで指導

小出監督は実業団の監督をやめてからは、佐倉アスリートクラブを立ち上げ、選手の指導にあたっておられました。

佐倉市に本拠地をおいて、ユニバーサルエンターテイメントという企業名でランナーを走らせています。

 

この佐倉市には大きなマラソン大会もあります。

小出監督の影響も大きいでしょうが、佐倉健康マラソン大会という大きな大会が毎年、3月下旬におこなわれています。

 

小出監督ゆかりの地、そして有名ランナーたちが汗を流した地を走る。

私も走ってみたいですね。

小出監督が本当にランナーに伝えたかった名言!全てのランニング好きの方へ

「僕は頑張っている人をみると応援したくなるんだ、もっと能力が引き出せるように言葉をかけて応援してしまう。」

小出監督が著書の中で、このように語っておられます。

 

言葉で人を伸ばす。

小出監督は教え子にかけた言葉は自分自身をも育ててくれた言葉だとお話しされています。

 

私の言葉で少しでも元気になるような事があれば、これほどうれしいことはない。

そう語っておられます。

ぜひご一読下さい。胸が熱くなりますよ↓

君の眠っている力を引き出す35の言葉

一度は男子マラソンを指導したかった。

との無念を晩年お話しされていましたが、来年は東京オリンピック!

 

ぜひとも、男女とも金メダルを目指してほしいですね。

 

さいごに

小出監督の残した名言。

それは、有森さんや高橋さんに確実に引き継がれています。

実際に、マラソン大会や講演でお話を聞くと結構な割合で小出監督の名言が出てきます。

 

彼女たちは、小出監督の名言に育てられオリンピックでメダルまで獲得しました。

その思いが詰まった名言を聞くだけでも価値があります。

 

直接小出監督からは効くことはできませんが

教え子が小出監督の名言を引き継いでくれています。

 

 

小出監督のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

そして、私も小出監督の名言を胸に走り続けます。

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