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マラソンは9割がメンタル!才能は1割|努力できる事が才能である

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マラソンはメンタルが9割を占めると私は思います。

ひたすら長い距離を走るマラソンですが、速く走れる人は特別な才能があったと思う方が多いと思います。

 

マラソンの練習は同じ事をひたすら繰り返します。

本当に目標や夢を持っていないと挫折しますし、メンタルが強くないと走り切れません。

日本で勝って世界に羽ばたいたランナーも市民ランナーとして上位にランクインした方でも、幼少期は全くの運動が苦手だった方も多いと聞きます。

 

マラソンは、誰もが手軽に楽しめてダイエットや健康にも効果があり、最近ではマラソンブームでお洒落なウェアをまとって、昔のような泥臭いイメージではなくお洒落に走る事が主流あります。

 

マラソンを走っている人たちは皆さんお洒落をして、スリムな体を維持して、その姿はかっこいいです。

 

フルマラソンを走り切るには強いメンタルが必要です。

もちろん練習で作られた肉体も必要ですが、私はメンタルが9割を占めると思います。

 

その理由をお話しします。

マラソンは9割がメンタル!才能は1割

マラソンは運動経験のなかった人でも気軽に始められ、正しいトレーニングをすればすぐに上位まで到達できます。

マラソンで上位まで到達した人に共通していることはメンタルの強さ。

マラソンのスピードはそれほど速いものではなく、誰でも数百メートルであればトップ選手にもついていけます。

マラソンのテレビ中継でよく子供たちが歩道を並走して写っています。

 

小学生でも走れるスピードです。

ただ、そのスピードを42キロ続ける必要があります。

1キロでもそのスピードで走れるなら、正しい練習をすれば、その距離を伸ばしていくことは可能です。

 

マラソンには30kmの壁があるといわれています。

その壁は、科学的には走るための体内のエネルギー源である糖質が枯渇するのが30kmと言われています。

それは、エイドや持参した補助食品などで補給することは可能ですし、誰もがやっています。

それでも、30km以降は失速していきます。

そこにはメンタルの問題が大きな割合を占めています。

マラソンという過酷な競技をしていると、自分の体を守ろうとする脳がやめるように指示を出し始めます。

それは、疲労感であったり、痛みであったり、脳はあらゆる信号で自分という人間を守ろうと指示を出してきます。

それは、しばらく我慢すると嘘のように消えたりしますし、ゴールしたら今までの痛みは何だったのだろうと思うほど消えることもあります。

 

私は、フルマラソンが近ずくと何故か足が痛くなったり、怪我もしていないのに感じる事がよくあります。

実際走り始めると、何も問題ありません。

 

この現象は脳が無意識にあの辛いことを辞めさせようと指示をおくっていることから起きるものかもしれません。

これほど、マラソンを走り切る事は大変ですが、メンタルでそれを超えることが出来ます。

30kmの壁も体内の異変もありますが、私は9割がメンタルと思います。

学生の長距離種目の練習を見ていると、スローガンとして「脳のリミッターを切る」という言葉をよく見かけます。

長い距離を走ると、自己防衛として脳がリミッターを設定します。

これ以上やったら、自分が壊れるのでやめておきなさいと、あらゆる方法で脳から信号を出してきます。

もちろん、従わなければ本当に行けないときもあります。

 

勝たなければならないときは脳の意見にNoと言わないと勝てません。

これが脳のリミッターを外すことです。

努力できる事という才能

努力は誰でもできるといわれますが、出来ない人の方が多いです。

イチロー選手の言葉に努力できる事は才能であるという言葉がありました。

この言葉は私の中でも一番印象に残っていて、いつも子供たちに努力できる事は泥臭い事ではなくて才能の持ち主なんだと言ってきました。

 

マラソンは運動神経の才能がなくても、努力できる才能があれば、トップレベルまで行けます。

行けなかった人と、行った人の違いは努力。

 

マラソンは練習すればするほど速くなります。

努力が、結果や数字として一番現れる種目でもあります。

だからこそ、マラソンは努力し続けるというメンタルが大切です。

メンタルが弱いと、継続も出来ませんし、レースでもメンタルで負けてしまいます。

これらの事はビジネスでも同じと思います。

営業でも事務職でも、成功した人は地道に努力を重ねて単調な日々にも負けずにやり続けて結果を出して地位や報酬も得ておられます。

単調な努力を継続することは、マラソンでもビジネスでも簡単ではありません。

それでも、成功した人に共通していることは単調な事をやり続ける、努力するという才能です。

 

マラソンを始めるまではメンタルや努力は誰でも出来るものと思っていましたが、実際努力し続けることが出来るのは少数派です。

その努力できるメンタルを持っていることは、ある意味才能です。

これが、イチロー選手の語っている努力できる事が才能であると言う事かもしれません。

 

マラソンは努力できる才能がある人ほど速くなる。

努力できる才能は誰でも備わっている

マラソンはメンタルが9割と言ったのは、努力できる才能はうまく環境を設定して目標を持てば誰でもできるからです。

人間には人に負けたくないという本能は誰にもあるはずで、少しでも努力することは誰でもしているはずです。

 

普段の生活やビジネス、他のスポーツでは努力が結果として現れるのには時間がかかります。

それで、努力を辞めてしまう人が多いです。

マラソンは努力しただけ結果がついてくるというシンプルなスポーツです。

アテネオリンピックで金メダルを獲得した野口みずきさんは「走った距離は裏切らない」と話されています。

それは、いかにマラソンが努力が結果に出るかを物語っているのかもしれません。

 

だかからこそ、マラソンをしている方は、努力しても報われない、結果が出にくいビジネスや他のスポーツからすれば幸せです。

実際、マラソンは走れば走るほど速くなります。

市民ランナーレベルでは特にこの事は顕著です。

だからこそ、努力する。

マラソン中に苦しくなってもメンタルで頑張る。

 

頑張る、努力することが目に見えて結果に出るマラソンほど楽しいものはありません。

マラソンの30km以降の苦しさもは、不条理な事でビジネスで努力が報われないことを思えば楽なものです。

しっかり練習すればいいだけの事なので。

まとめ

 

なんだか、マラソンはメンタルが9割と言って、根性論になりましたが、やはりマラソンは根性です。

努力しただけ結果がついてくるので報われるスポーツです。

 

マラソンを完走される皆さんは努力できる才能の持ち主です。

この事を誇りに思って、マラソンを楽しんで走り、練習しましょう。

もっともっと、あなたの努力できるという才能が開花するはずです。

 

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