マラソン大会の後のビールは最高に美味しいですね。
ランニングで汗を流した後も最高です。
しかしマラソンやランニング後の体の水分は想像以上に奪われています。
マラソン、ランニング後に痛風を発症した実体験をお話しします。
マラソンは健康にいいし痛風予防にもなるんだと気にもせず走ってはお酒飲んでました!
痛風患者は60万人、痛風予備軍では600万人を超えると言われているほど多くの人がその危険水域にいます。
先日、マラソン練習後から違和感があって翌日から激痛に耐え切れず病院に行くと痛風との診断。
たまたまですが、Twitterを見ているとマラソンMGC出場者でもある岩出玲亜さんのツイートにびっくり!
実業団の男子選手が、マラソン終えて水分補給をしっかりせず、そのまま飛行機に乗り機内でも水分補給をせずに日本へ帰ってきたら25歳で痛風になったらしい。
脱水恐るべし‥
— Reia Iwade 岩出玲亜 (@ReiaIwade) 2019年6月17日
他人事ではありませんでした。
私もそれに近い形で発症しました!
この記事ではマラソン時の脱水状態が招く痛風の怖さを紹介します。
結論、マラソン後は想像以上に体内が脱水になっています。
十分な水分をとらないまま放置してアルコールを摂りすぎると突然発症することがあります。
この記事を書いている私はマラソン歴6年。
マラソン大好きのサブ4を5回達成した程度の市民ランナーです。
自己ベストは3時間47分、50歳で達成しています。
昨年秋から4本連続サブ4と安定しだしました。
毎月2本はどこかのマラソン大会走っています。
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マラソンと痛風の関係は?脱水状態が招く怖さとは【体験談です】
5月から3週連続暑い中をマラソン走りました。
15km→フルマラソン→ハーフの順です。
中でもフルマラソンは最高気温30度越えの猛暑。
それでも何ともなく完走。
そして、翌週もハーフへ。
少し暑さもましだったのでスピードを上げて突っ込みました。
その後、サブ3を目指すと意気込んで練習開始。
毎日足づくりと15km程度走っていました。
暑いけれど、走れる自分が嬉しい。
暑くなると、給水ボトルを携帯して走るのですが中級者程度になってくると1時間や2時間のジョグくらいなら給水なしでも平気に行けるようになります。
これも、力がついてきた証拠だと自慢しながら給水なしのジョグを毎日。
その日はあまりに調子がよくて、すごく暑かったのですが20km給水なしで走ってしまいました。
帰宅後のどはカラカラでとりあえずお茶をコップ1杯。
お風呂に入って夕食のビールが最高!
ついつい飲みすぎました。
翌日、朝足の親指の付け根に激痛が!!!
歩くのもままならないほどの激痛で疲労骨折か?
骨折を疑いました。
みるみる足は腫れていきます。
痛みに耐えかねて病院へ行くと、お医者さんは一言、これ痛風ですわ!
痛風?
尿酸値は高めではありましたが、正常範囲内だったしまさかでした。
マラソンの脱水が痛風の引き金に
先生に言われて、発症する前の食生活から運動などマラソンの事話していると、「それや!」と言われました。
もともと予備軍ではあったようですが、引き金を引いたのはマラソンによる脱水とアルコールによる脱水のダブルパンチ。
私はもともと、普段からあまり水分を多くとる方ではありませんでした。
毎日給水なしで走る→お風呂でゆっくりマッサージ→ビールを飲みながらの夕食→翌日また走るこの繰り返しに悲鳴を上げたようです。
体内に尿酸たまる尿酸は本来水分で薄められ尿として体外へ出ていくことでバランスが取れられているところを、脱水で尿が出にくい、アルコールで乳酸が過剰に出来る、脱水の繰り返しでついに限界を超えてしまたようです。
冒頭のマラソン選手のツイートを見て怖くなりました。
マラソンは初心者の頃ほどしっかり給水も取りながら走りますが、慣れてくると身体が順応したと勘違いして無茶してしまいがちです。
給水なしで出来てしまうから、ついやってしまいます。
ゴール後も少し水分を補給すればなんともなくなりますし、特に飛行機は乾燥するので怖いですね。
鍛え抜かれたトップクラスの選手ですらそうなるのですから、我々市民ランナーかつ痛風予備軍なら万全の対策はするべきだと反省しています。
痛風になって見て思ったこと
痛風の腫れ自体は10日もすれば収まるので、走り出せますが、慎重になりますね。
今まで、夏場でも1時間程度のジョギングであれば給水ボトルはなしで走っていましたが今後は30分であっても持って走ります。
のどが渇いていなくてもも見ながら走ります。
1日に推奨される水分は2リットルと言われました。
やってみると、かなり頻繁に飲まないと到達できません。
今までいかに水分をとっていなかったかが分かりました。
安静にしていて2リットルですから、ランニングする時はもっと必要ですね。
改めて思いますが、人間の体は何日もかけて水分を蓄えたり失ったりしていくようです。
走る前に急に水分とっても遅い場合がほとんどで、マラソン大会など長距離を走る場合は何日も前から体内に水分をためていかにと駄目だと思います。
熱中症や脱水症状で倒れる人は前日の行動や食事水分摂取の時点で危険な状態になっていることが多いようです。
改めて、万全の態勢で走りたいものです。
骨折より痛い痛風は懲り懲りですので、、、
まとめ
風痛予備軍は600万人他人事ではありません。
マラソンは想像以上に体内の水分を奪いますし、臓器も疲れます。
十分すぎるほどの準備をして臨まないといけないと改めて思いました。
走ったら水分補給
寝る前水分補給
朝起きて水分補給
走る前水分補給
声だし確認して水分補給したいくらいですね。
気楽に前夜祭と言いながら深酒、、、
さすがに、もう出来ません。
あの足の痛みを味わったら、、、
それでも、お酒は楽しいものですし、走って飲んで楽しい人生を送りたいものです。
走る事、飲むことを奪われたら何の楽しみもない人生になりかねませんので、注意しながら走って飲んでいきます。
ちょっと弱気になりましたが、治ればサブ3マジで目指して練習再開です。
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