マラソントレーニング 身体のケア

マラソンが心身ともにいいと言われる理由を考える|うつ病にも効果あり

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マラソンと言いますか、ランニングすることは昔から身体にいいとは言われています。

身体はもちろん、心にもマラソンはいいと言われている理由を考えてみます。

 

今年に走ったあるマラソン大会での出来事。

「私は自閉症ですがマラソン完走目指します、、」みたいなメッセージを背中に書いて走っている若者と遭遇しました。

 

マラソン大会は中高年が圧倒的に多いですが、20代前半くらいかなという若い子でした。

キロ5で中間点を通過してずっと隣を並走している若者が強くて競争でした。

抜かされた時、背中をみてびっくりです。

 

前述のように「私は自閉症です、、、」のメッセージ。

その彼と私は中盤5キロ以上にわたって並走しながらバトルことになるのです。

でも彼のその走りは魂の走りでした。

何度も遅れては、諦めないで食い下がってくる、息が上がっているのはわかりますし、激しいペースの上げ下げで体力が奪われているのもわかっていました。

それでも、頑張る。

 

抜いては抜き返され、気が付けばラップタイムは上がっていました。

その彼の走りに少し感動しました。

 

マラソンて走る理由は様々ですが、それぞれに思いを持っていて走っています。

この記事ではマラソンを走る理由について考えてみます。

 

この記事を書いている私はマラソン歴6年。

マラソン大好きのサブ4を5回達成した程度の市民ランナーです。

自己ベストは3時間47分、50歳で達成しています。

毎月2本はどこかのマラソン大会走っています。

ただいま、マジでサブ3へ挑戦練習始めています。

マラソンが心身ともにいいと言われる理由を考える|うつ病にも効果あり

マラソンは空前のブームですし、特に健康を気にする中高年の参加者のボリュームは全体の多数を占めるほどです。

マラソンを走る理由はいくつもあります。

  • 健康のため
  • 自己ベストを更新するため
  • 趣味である
  • 自分の限界を試してみたい

あげだせばキリがないくらいそれぞれにマラソンを走る理由や想いをもっておられます。

 

中には、完走できたらプロポーズなんて場面、生で何度か見ました!

 

走らない人から見たらこんなに苦しいマラソンをなぜ好んでまで走るのか理解できないかもしれません。

でも、一度その達成感といいますか、何かを感じるとやめられない魅力的なものであることは確かです。

マラソンは精神的にもいいと言われる理由

人間の身体には「セロトニン」という物質があり、それが不足するとネガティブ思考になったり、心身が安定しにくくうつ病など精神的病にもつながると言われています。

 

セロトニンを増やすにはいいとされるのは抜粋すれば以下のようなことをする。

  • 太陽の光を浴びる
  • リズムのいい運動を繰り返す

これってマラソンがぴったりなのが分かりますね。

 

マラソンは外を走りますので太陽の光は必ず浴びます。

そして、リズムのいい運動と言えば、ウォーキングやマラソンはぴったりです。

長時間リズムよく運動を繰り返す。

まさに、マラソンの動きそのものです。

 

これだけでも、マラソンが心身共にいいと言われる理由が分かる気がします。

ランニングをしていると、気分はすごくよくなりますしストレス発散にはすごく役立つのは実感としてあります。

 

マラソンのランナーズハイは身体が作り出す薬と言われる理由

ランナーなら誰でも経験されていると思いますが、走り始めて数十分するととても気分爽快で、走る辛さも消えてどこまでも走っていられるような気分になることがよくあります。

 

一般的に言われる、「ランナーズハイ」と呼ばれる現象です。

私自身、マラソンを始めるまではそんなものあるはずがないと思っていたのですが、実際走ってみると本当に毎回感じます。

近年ブームである、サイクリングを趣味にされている方に聞いても同じような現象が自転車運動でもあるようです。

 

詳しいことはわかりませんが、一定時間リズムよく運動を繰り返しているとこのような現象が身体に起きてくるようです。

 

一応、科学的にもそのあたりは少しずつ解明されているようです。

 

走ることによってβエンドルフィンという物質が分泌されます。

βエンドルフィンは、脳内で機能する神経伝達物質の1つで、内在性の鎮痛薬であり多幸感をもたらすため、「脳内麻薬」とも呼ばれているらしいです。

 

マラソンなどで長時間走り続けると気分が高揚する「ランナーズハイ」は、この物質の分泌によるものという説があるくらいです。

ランナーズハイになると気分がよくなるのはもちろんですが、痛みも感じにくくなることも実感します。

 

走っている間は感じない痛みが、走り終えた瞬間から急に感じだす。

これもよくあります。

 

私が過去のマラソン大会で中間点手前で足のマメがつぶれました。

激痛でしたが、そのまま走ると痛みは感じなくなっていました。

そして、ゴールして歩いた瞬間、激痛で歩けないほどで、、、

これが、走っている間は感じないという魔法が前述している走ることによってβエンドルフィンが分泌されている影響かもしれませんね。

 

マラソンは体にいい理由

普段運動不足でメタボになりかけた時。

ウォーキングだけでは劇的にはダイエットはできません。

 

筋トレをやり過ぎるとすると逆にマッチョになります。

マラソンは必要部分だけに筋肉はつきますが最低限のみで、私の場合では始めて1年もすると20代前半の身体と体重に戻りました。

 

この自分の体の変化を感じるのが、一番のメリットかもしれません。

そうなると、継続できてしまいます。

 

まとめ

マラソンにはそれぞれ走る理由があり、大なり小なり様々な思いで走っています。

マラソンは、様々な医学的な効果はあるのかもしれません。

 

それ以上に、心の満足感であったり達成感などそちらのほうが大きいかもしれません。

 

私がマラソンを30年運動一切なし状態から始めてみて思ったこと。

マラソンを完走した人は努力家です。

 

タイムは関係ないと思います。

あの長い42キロを走りぬく。

 

それが出来た達成感は何物にも代えがたいですし、そのための努力をしたという事だけでも誇りに思っていいと思います。

  • 悔しいことがあるから走る。
  • 自分の限界を破るために走る。
  • 辛い病気の克服のためにも走る。
  • 楽しいから走る。
  • 負けたくないから早くなりたいから走る。

一見、楽しみながら流行に乗って走っているように見えるマラソンですが、それぞれに想いはあるはずです。

走る前とゴール後の皆さんの笑顔を見ていると人生が凝縮されているようで。

 

たかが走るマラソンですが、奥深いものですね。

明日も走りましょう!

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