四万十川桜マラソンというフルマラソンの大会があります。
四万十川と言えば、秋に開催されるウルトラマラソンがあまりにも有名ですし、抽選になるくらい人気です。
同じ四万十川沿いで、一部同じコースを走るフルマラソンがあります。
その名は四万十川桜マラソンです。
フルマラソンの部のみでの開催ですが、超高速コースなのです。
練習さえ詰めていれば90%以上の確率で自己ベスト出せます。
私自身四万十川桜マラソンは2度走りましたが、2度とも自己ベストでした。
なぜ自己ベストが出やすいのか?
この記事では、魅力たっぷり、超穴場の四万十川桜マラソンを実体験から紹介します。
この記事を書いている私はマラソン歴6年。
マラソン大好きのサブ4を5回達成した程度の市民ランナーです。
自己ベストは3時間47分、50歳で達成しています。
昨年秋から4本連続サブ4と安定しだしました。
毎月2本はどこかのマラソン大会走っています。
只今サブ3マジで目指して練習開始です。
四万十川桜マラソン2020口コミガイド|自己ベスト出しに行こう
四万十川と言えば秋に開催されるウルトラマラソンが有名すぎますが、毎年桜が咲く季節に四万十川桜マラソンというフルマラソンがあります。
コースはずっと四万十川沿いを下ります。
途中四万十川ウルトラマラソンと同じコースも走ります。
道路にはウルトラマラソンのキロ表示なども見られます。
実はこの四万十川桜マラソンは超高速コースでして、おそらく練習さえ詰めていれば90%以上の確率で自己ベスト出せます。
なぜか?
四万十川桜マラソンのコースに秘密がある
四万十川桜マラソンは四万十川沿いを走るワンウェイコースです。
スタートからゴールまでゆっくりと下り続けるコースなのです。
走っているときは、それほど下りを感じないかもしれませんが、逆走してみるとそのくだりに驚きます。
そりゃタイムは出ます。
そして、あの有名な沈下橋っも走れます↓
ワンウェイコースで陸連の規定を満たしていないので非公認コースとなりますが、あの有名なボストンマラソンだって非公認ですからね、、、
陸連登録していない、市民ランナーには公認記録なんて必要ありません。
一部公認記録が必要とされるレベルの高い大会もありますが、、、
ここは割り切って、自己ベストという勲章さえ手に入れられれば嬉しいですし、自信になります。
コースマップはこれです↓
高低差はこちら↓
スタートからゴールまでひたすら四万十川沿いを高低差100m下ります。
42kmかけて100m下るので走っているとっ下っている実感はあまり感じないほどです。
しかし、これが後半効いてきます。
辛くなるペースが落ちだす30km以降になるとやはり下りは頑張らなくてもペースが落ちません。
これが自己ベストに大きく効いてきます。
もちろん入りもかなり速めに入っても下っているので息が上がりませんので、想定以上のハイペースで入っても大丈夫です。
結果、突っ込んでも後半何とかなるコースでして、ほぼ自己ベスト出せます。
実際に走ったときのガーミンGPS時計の高度はこれです↓
下りばかりではなく、細かなアップダウンはあります。
四万十川桜マラソンの種目とエントリー
種目 | スタート時間 | 定員 | 制限時間 |
フルマラソン | 9:00 | 1,500名 | 6時間 |
四万十川桜マラソンはフルマラソンのみとなります。
開催日日きましては毎年3月の最終週あたりが多いですが、桜の開花時期に合わせて前後にずらされる場合もあります。
2020年の開催日はまだ発表されていませんが、例年のパターンで行くと2020年3月29日が有力化と思われます。
四万十川桜マラソンのエントリーは先着順で、例年10月20日頃から始まります。
すぐには定員には達しませんが、定員1500名という少なさですのでお早めに!
四万十川桜マラソンのアクセスと駐車場
四万十川桜マラソンはワンウェイコースのためスタートとゴールが半端なく離れています。
スタートと受付会場は四万十町窪川小学校となります↓
高知市内からでも車で1時間弱かかります。
京阪神や中国地方からでも四国の高速道路をひたすら長時間走り続ける必要があり、アクセスはいいとは言えません。
一応、電車もスタート会場からゴール会場まで走っています。
ゴール会場はこちら↓
ふるさと交流センター前にある広大な公園となります。
ワンウェイなので荷物は運んでもらえます。
問題は車でして、、、
一応スタート地点にもゴール地点にも駐車場はたっぷり用意されていますし、駐車できます。
しかし、どちらにおいても42キロの道のりをシャトルバス、または電車で戻る必要があります。
いずれにせよ、1時間余りはかかりますので、朝早起きしてゴール会場に駐車してスタート場所へシャトルバスで戻る。
または、その逆でスタート会場に駐車してゴール後シャトルバスでスタート地点まで戻るの2択になります。
素晴らしい大会なのですがワンウェイでスタートとゴールが本当に40kmほど離れるためこれだけは不便ですね。
私の場合は、2度とも家族旅行を兼ねていきましたので、家内にスタート地点へ送迎してもらい、ゴールで待っててもらうという家内に頭が上がらないほどお世話になったので楽ちんでした!
四万十川桜マラソンの口コミ
四万十川桜マラソンは近年ゲストランナーに西川綾子さんが毎年来られます。
芸能人でありながら自己ベストは3時間1分という実力の持ち主です。
開会式のストレッチから走るコツまで伝授いただき、そのまま自分もスタートされました。
2019年はとんでもない強風だったのですが、キロ5で入ったらしばらくずっと西川さんと並走でして、、、
ずっと女性の呼吸が後ろから聞こえると思ったら、西川さんでした。
風よけにちょうど私が良かったようです、、、
その走りは素晴らしかったです。彼女にとっては余裕のペースなのでしょうが、、、
ゴール後には休む間もなく表彰式やイベントに参加されて疲れないのかなと、心配になるほどでした。
四万十川桜マラソン、無事に完走できました!!🌸暑かった〜💦
山、川、桜吹雪・・・自然度100%の春風の中、地元の方たちの応援と生き物の囀りに元気を貰いながら走り抜きました✨ほんっっとに綺麗な景色でした(´∀`)フルはナメてかかると最後後悔するけん年中体力は落とさんようにしよ💦 pic.twitter.com/i947QuaZsa— びちこ (@angleeeersh) April 1, 2018
昨日の四万十川桜マラソン...本当に気持ちいい、また出てみたいマラソンでした🏃♀️🌸桜はもちろん、川のせせらぎ、鳥のさえずり、スタッフや応援の方々の優しい温かさ💞、🍓イチゴ、🍋文旦、🍙梅干し、ゴール会場、シャトルバス...何もかも本当に良かったです👏感謝でいっぱいです🌸#四万十川桜マラソン pic.twitter.com/Jp5OF3sRdF
— noella (@noellanoellam) April 1, 2019
無事、四万十川桜マラソン🌸完走出来ました😊
お天気は穏やかそうに見えますが、向かい風が強くてけっこう寒かったです。でも、桜満開の中最高の思い出になりました😃沈下橋を走れるなんてなかなかないですから。
なんでだろう?今回は最後まで足が止まることなく、足のダメージもあまりありません😁 pic.twitter.com/2rHxNd2aVD— ひなっち (@hinagikuhinachi) March 31, 2019
このカメラマンの方とても素敵な写真を撮っていただいて、ツイッターで紹介されています。
画像も自由にお使いくださいとのことで、利用させていただきました↓
四万十川桜マラソンのフリー素材その2、カメラを持たなかった方で、画像の必要な方は、投稿やプログにご自由にどうぞ。ただし、未調整撮って出し画像です。適当に選んでます。 #走るバナナカメラマン #四万十川桜マラソン pic.twitter.com/nvKIAEHtTy
— J.TERUHIRA (@TeruGoon) March 31, 2019
参加者のSNSを見ているだけでも走りたくなりませんか?
四万十川に桜、まさに絶景の42kmでした!
ちなみに私の2019年の参戦記も紹介していますのでご参考に↓
まとめ
四万十川桜マラソンは非公認のワンウェイコースですが、自己ベストマジで狙いに行けます。
なによりも、景色がすばらしいです、、、
とくに2019年の大会は、、、
ただ、2017年の大会も私は走っていますが、その時は異常気象で桜が開花が遅れ、蕾マラソンとなりました。
桜の開花だけは気象条件によりますので、当日になってみないとわかりません。
2019年大会のように満開ですと、天国を走っているかのような絶景続きで、スタートからゴールまで桜並木と花吹雪の中を走ることができます。
問題点は四万十町という場所が実に遠い事だけです。
景色も楽しめますが、自己ベストマジで出しに行きませんか?