野洲川健康ファミリーマラソン大会という超ローカルマラソンに参戦してきました。
野洲川健康マラソン参戦記をお伝えします。
野洲川健康マラソンは36回という長い歴史を持っています。
東京マラソンから始まったマラソンブームでしたが、地方の歴史のある大会が今までのマラソンランナーをさせてきたことには間違いありません。
近年の都市型の派手な大会もいいですが、地方の歴史ある大会も素晴らしいものです。
野洲川健康マラソン参戦記紹介します。
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以前からお話していますローカルマラソンのどこがいいのか?
マラソン大会でストレスに感じる事といえば、
- 数か月前からエントリーが必要
- 参加費が高い
- 駐車場の確保に一苦労(地方の場合)
- トイレの混雑
- スタート整列の待ち時間
- スタート後の混雑
それらのストレスが全くないのが超ローカルマラソン大会です。探せば結構あります。
なんと、当日会場へ行って申し込めば走れるマラソン大会についてお話します。
こんなにお得で、ストレスなく走れるマラソン大会は実はいっぱいあります。
その1 事前エントリーが不要
マラソン大会に参加するには事前エントリーが必要です。締め切りもローカルでも3か月前には締め切られます。
都市型になると半年以上前には締め切られたりして。そこまで先の仕事や家庭の用事など読めないですよね、とりあえずエントリーしておく方が多いと思いますが、直前になり予定が調整できず泣く泣くDNS。エントリー料支払ったのに走れずに、終わる事かなり経験されている方も多いかと思います。
RUNNETなどのメジャーなポータルサイトに紹介されない地方のローカルマラソンが実はたくさんあります。
その多くは、なんと事前エントリー不要。当日申し込みで走れます。
今回参加した野洲川健康マラソンでを例に出しますと。
大手のランニングサイトでは紹介されていません。調べるには市町村ごとのランニングイベントを調べる必要があります。住まいのお近くの市町村のホームページへアクセスしてイベントを調べる。
これも結構手間がいります。
見つけたのは、ランナーズバイブルというサイト。
こちらからご覧いただけます↓
http://www.runnersbible.info/DB/selKen.html
地方ごとの大きな大会からかなり誰も知らない大会が見つかります。
これに載っていない大会も多数調べるとありますので、ぜひ調べてみてください。
ポイントは市町村のホームページで、健康イベントなどを探すと出てきます。
2 参加費が安い
今回参加した野洲川健康ファミリーマラソン大会では、参加費は2キロと3キロの部は300円!
7キロの部でも500円!
ありえない安さでしょう。
それだけではないのです。参加賞も完走証ももらえます。タイム計測はありませんが、ゴール地点にはタイムがわかる時計が表示されていますし、GPS時計で測っていれば問題ありませんよね。
参加賞↓
完走証↓
3 参加賞までもらえて、豚汁サービスまである。
このような超ローカル大会でもなんと参加賞と完走後に豚汁サービスまでありました。完走証は自分でタイムを記入するものですが十分すぎます。
凄かったのが参加者全員に振舞われる豚汁!まじでおいしかったし、量も半端ない。まるでうどんを入れる大容器にたっぷり!手作り豚汁。
大きな大会や都市型マラソンでも振舞われますが量も味も半端ないです↓
参加賞はこちら↓ボールペンです。
4 トイレ子混雑待ち時間なし
マラソン大会の一番のストレスはスタート前のトイレというかたも多いと思います
この大会では、スターと会場がサッカー場ということもあり常設トイレが多数でまったく待ち時間なしでスタート前でも余裕で行けます。
それでもこの大会は1000人近い参加者ですから、この辺りもやはり36回という開催経験から完璧に運営されています。
5 スタート整列は期限なし。レースでの混雑がなく、自分のペースで走れる
スタート時はサッカー場の芝生の上を走りますが、すぐに2車線行動へ出ます。全く混雑とは無縁です。思いっきり突っ込みたい方や自己ベストを目指すのに、そして何よりストレスなく走る。この環境が整っています。
コースは琵琶湖も望める野洲川河川敷と農道が中心で応援は期待できませんが景色もよく500円くらいなら練習で一人で走るより本気モードで走って、おまけに豚汁頂いて。これほどコストパフォーマンスのいい大会はないでしょう。
6 伝統がある大会地方大会にみる、本当にランナーが望でいる大会について
東京マラソンがマラソン大会の火付け役になり、その後全国で新設のマラソン大会が生まれていきましたが、やはり歴史がないものはなれない運営でトラブルもありますし、ストレスを感じる事も多いです。
そして、過剰なほどのおもてなし。
嬉しいのですが、ほんとうに走る事が好きな人はエイドなどのおもてなしより、ストレスなく走れる環境のマラソン大会、そして何より安くエントリーが直前でもできる大会を望んでいると思います。
抽選も先着順も多い都市マラソンですが、地方の最小限度のおもてなしとで、本当に走る事を純粋に楽しむマラソン大会がもっと増えていけばと思います。
その意味では今回参加した、野洲川健康ファミリーマラソン大会なんかはモデルケースとして紹介してもいいのではないでしょうか。
私が知らないもっといい大会もおそらく多数あると思います。
このような大会が各市町村単位で開かれたら、もっとマラソンが気軽に楽しめます。
数年前に私が家族旅行でグアムへ行ったとき、ここには毎週末早朝に「5k」と呼ばれる5キロマラソンが開催されていました。当日参加したければ会場へ行きエントリー費用を支払えばいつでも参加できます。
これが毎週のように開催されているのですからうらやましい限りです。
事前エントリーなしで当日参加できる大会が毎週のように開催されたらいいなと思います。交通規制も給水も何もいりません。走れそうな場所で安く、走る事だけを楽しむ大会がもっと日本にもあってもいいのではないでしょうか。
まとめ
マラソン大会に何度も参加したこともある方は、楽しみも、ストレスも経験済みかと思います。
このようなストレスがないのが地方マラソンの良いところ。
その中でも昔から何十回と重ねてこられたノウハウはすごいです。
今回参加したマラソンは超ローカル大会とはいえ参加者は1000名レベル。
これを当日参加でさばき、ゴールまでストレスなく運営し、全員に参加賞と豚汁前ふるまう。このノウハウはもっと大きな大会も見習う必要があるのじゃないこと思います。
本当にランナーが求めているのは過剰なサービスより、いつでも気軽に参加できるマラソン大会ではないでしょうか。