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MGC出場者が決定!東京五輪を賭けた選考レース2つのポイントとは

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MGC出場者が発表されました。

世界陸上2019マラソンの内定者はMGCを辞退となりました。

 

MGCでマラソンオリンピック代表がすべて決まるの?

ファイナルチャレンジがあると言われていますがMGCで決まるのじゃないの?

このような素朴な疑問を感じておられる方も多いと思います。

 

この記事ではMGC出場者とMGCの仕組みを解説します。

結論を先にお話ししますと、MGCではマラソンオリンピック代表は男女各2人しか決定しません。

残りの1枠は、MGCファイナルチャレンジと言われる、今年の冬に行われる主要マラソン大会で決定します。

MGCで選考が分かりやすくなったはずですが、良く調べると複雑です。

この内容を知った上で、選手の動向やMGCでの戦いを観るとさらに楽しめます。

 

この記事を書いている私はマラソン歴6年。

マラソン大好きのサブ4を5回達成した程度の市民ランナーです。

自分で走る事も大好きですが、マラソンや箱根駅伝などは30年以上見続けています。

はまりすぎて、気が付けばマラソン駅伝の雑誌の山です。

自分で調べて、これは知らない人結構いると思ったら紹介しています。

MGCの仕組みは単純ですが知らないと、あれそうだったの!となります。

事前に知っていなければ、MGCのレース一発でオリンピック代表が決まると思ってしまいます。

日本陸連のホームページをみても分かりやすそうでわからない。

この記事を読み終えた頃にはすっきりしているはずです。

すっきり仕組みを理解したらさらにMGCを楽しめるはずです。

 

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MGC出場者が決定!東京五輪を賭けた選考レース2つのポイントとは

先日MGC出場者が発表されました。

MGC出場者は出場権を得ていた中で世界陸上2019マラソンに内定している男女各3名を除いた、男子31名、女子12名です。

開催日は9月15日、東京オリンピックマラソンコースを一部含むコースで行われます。

 

出場者を自己ベスト順に並べてみた

MGCの参加者は?自己ベストは?シューズは?

それを知っておくだけでもMGCは楽しめますし、予想話にも花が咲きます。

 

MGC出場者(決定版)の自己ベスト順一覧です。

選考レースで履いていたシューズメーカーも調べていますので掲載しています。

 

自己ベスト、シューズなどを知っているだけでも東京五輪選考レースは楽しめます。

流行りのナイキヴェイパーフライに本番どれだけの選手が乗り換えてくるのか?

それとも、愛用したメーカーのシューズで勝負するのか?

そのあたりも、見どころですね。

 

以下に自己ベスト順に並べたMGC出場者とシューズメーカーを表にしています。

 

男子編

選手名 所属 自己ベスト MGC獲得タイム MGC獲得レース シューズ
大迫傑 Nike ORPJT 2:05:50 2:07:19 福岡国際2017 ナイキ
設楽悠太 Honda 2:06:11 2:06:11 東京2018 ナイキ
井上大仁 MHPS 2:06:54 2:06:54 東京2018 アシックス
服部勇馬 トヨタ自動車 2:07:27 2:07:27 福岡国際2018 ナイキ
今井正人 トヨタ自動車九州 2:07:39 2:10:30 東京2019 ニューバランス
藤本拓 トヨタ自動車 2:07:57 2:07:57 シカゴ2018 アディダス
木滑良 MHPS 2:08:08 2:08:08 東京2018 ミズノ
中村匠吾 富士通 2:08:16 2:10:51 びわ湖2018 ナイキ
中本健太郎 安川電機 2:08:35 2:12:54 北海道2018 アシックス
山本憲二 マツダ 2:08:42 2:08:48 東京2018 ナイキ
宮脇千博 トヨタ自動車 2:08:45 2:08:45 東京2018 アディダス
佐藤悠基 日清食品グループ 2:08:58 2:08:58 東京2018 ナイキ
山本浩之 コニカミノルタ 2:09:12 2:10:33 びわ湖2019 アシックス
上門大祐 大塚製薬 2:09:27 2:09:27 福岡国際2017 ミムラボ
橋本崚 GMOアスリーツ 2:09:29 2:09:29 別府大分2019 ナイキ
岩田勇治 MHPS 2:09:30 2:09:30 別府大分2019 ナイキ
園田隼 黒崎播磨 2:09:34 2:09:34 別府大分2018 アシックス
荻野皓平 富士通 2:09:36 2:09:56 ワイルドカード アシックス
一色恭志 GMOアスリーツ 2:09:43 2:10:33 ワイルドカード アシックス
村澤明伸 日清食品グループ 2:09:47 2:14:48 北海道2017 ミズノ
福田穣 西鉄 2:09:52 2:10:54 福岡国際2018 ナイキ
竹ノ内佳樹 NTT西日本 2:10:01 2:10:01 福岡国際2017 アシックス
高久龍 ヤクルト 2:10:03 2:10:53 ワイルドカード ナイキ
大塚祥平 九電工 2:10:12 2:12:07 北海道2018 アシックス
神野大地 セルソース 2:10:18 2:10:41 ワイルドカード ニューバランス
堀尾謙介 中央大 2:10:21 2:10:21 東京2019 ナイキ
鈴木健吾 富士通 2:10:21 2:10:59 ワイルドカード ナイキ
藤川拓也 中国電力 2:10:35 2:10:35 東京2019 ナイキ
河合代二 トーエネック 2:10:50 2:10:50 びわ湖2019 ナイキ
岡本直己 中国電力 2:11:29 2:11:29 北海道2018 ナイキ
谷川智浩 コニカミノルタ 2:11:39 2:12:02 北海道2018 アシックス

世界陸上2019マラソン内定者3名は辞退。

総勢31名です。

 

女子編

選手名 所属 自己ベスト 獲得タイム 獲得レース シューズ
安藤友香 ワコール 2:21:36 2:27:37 大阪国際女子2018 ミズノ
福士加代子 ワコール 2:22:17 2:24:09 名古屋2019 アディダス
松田瑞生 ダイハツ 2:22:23 2:22:44 大阪国際女子2018 ミムラボ
前田彩里 ダイハツ 2:22:48 2:25:25 名古屋2019 アディダス
関根花観 日本郵政グループ 2:23:07 2:23:07 名古屋2018 ナイキ
小原怜 天満屋 2:23:20 2:27:36 ワイルドカード アシックス
前田穂南 天満屋 2:23:48 2:28:48 北海道2017 アシックス
岩出玲亜 アンダーアーマー 2:23:52 2:26:28 名古屋2018 ミムラボ
上原美幸 第一生命グループ 2:24:19 2:24:19 名古屋2019 アディダス
一山麻緒 ワコール 2:24:33 2:26:00 ワイルドカード アディダス
野上恵子 十八銀行 2:26:33 2:26:33 名古屋2018 ミムラボ
鈴木亜由子 日本郵政グループ 2:28:32 2:28:32 北海道2018 ナイキ

世界陸上2019マラソン内定者3名は辞退。

総勢12名です。

 

MGCの仕組みについて

9月15日に行われるMGC東京オリンピックマラソン選考レースでは、4月30日までの対象レースで基準を満たした選手とワイルドカードと呼ばれる、選考対象レースではないが2レースの平均タイムなどで基準を満たした選手がMGC出場権を獲得しています。

先日、その出場者が正式に発表されています。

 

ここで、9月15日開催のMGCで東京オリンピックマラソン代表が決まるのじゃないか?

ファイナルチャレンジがあると聞いたが、まだ選考レースは別にもあるの?

疑問がわいてきます。

 

結論を先に言いますと、MGCでは男女各2名しか代表選手は決定しません。

この2名でも、MGC派遣設定タイムという記録を持っているものがいれば、2位に入ってもMGC派遣設定タイムを持っているものが3位にいれば3位の選手が内定となるという実にややこしい内容でした。

派遣設定タイムは4月30日の時点で誰も達成できていませんので、MGC2位までは自動的にオリンピック代表内定が決定します。

ややこしくなるMGC派遣設定タイムが出なかったおかげで、2位までは即内定なりました。

 

最後の一人は、今年の冬から開催されるファイナルチャレンジと言われる指定の大会でがいなるチャレンジ派遣設定記録を突破し、かつ一番速かった人が最後の1人に滑り込み決定されます。

 

かなり書いていてもややこしいのでまとめますと

  • MGCでは上位男女各2名がタイムに関係なく即内定
  • 3人目は冬の指定ファイナルチャレンジレースで派遣設定タイムをクリアした選手の上位1名。
  • ただし、派遣設定タイム到達者がいない場合はMGC3位の選手が内定

このような内容でオリンピック代表が決まります。

 

ファイナルチャレンジは男女各3レース

男子

福岡国際マラソン2019

東京マラソン2020

びわ湖毎日マラソン2020

 

女子

さいたま国際マラソン2019

大阪国際女子マラソン2020

名古屋ウィメンズマラソン2020

 

以上が対象レースです。

 

MGCは簡単そうでややこしいですね。

世界陸上に内定し、MGCを辞退した川内選手などがファイナルチャレンジでオリンピック代表も目指してみたいと語っていたのはこの仕組みがあるから語られたことです。

 

今後の、選手の動向、怪我、発言などの意味もこの仕組みを知っておくだけで理解できます。

 

まとめ

MGCの仕組みについて紹介してきました。

MGCは代表選考の不透明さをなくしてわかりやすく、公平に代表を選考しようとする目的と、選手の強化という事も目的として始められました。

 

結果、一発選考ではなくて、最悪の場合の救済措置としてファイナルチャレンジが設定されたのでわかりにくくなってしましました。

しかし、仕組みを理解していくと、やはり本当に速く強い人が代表に選ばれる仕組みとなっています。

 

もう一つ知っておくとMGCを楽しめる事があります。

ファイナルチャレンジ派遣設定タイム

 

男子 2:5:49

女子 2:22:22

 

男子では日本記録の更新が必要です。

女子でもMGC出場者で2人しか記録したことのないタイムです。

ファイナルチャレンジで代表入りをするのは実力プラス当日の気象コンディションまで味方につけないと難しい設定になっています。

現実として、MGC3位の選手がオリンピック代表に一番近いのは確かです。

 

この仕組みを知って、9月15日までの間、予想話に花を咲かせましょう!

 

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